【芸能】吉澤ひとみ被告、執行猶予最長の５年　裁判官「被害者の顔に傷痕が残り…」

砂漠のマスカレード ★

酒気帯び運転でひき逃げをしたとして、自動車運転処罰法違反（過失傷害）と道交法違反の罪に問われた元モーニング娘。の吉澤（本名・川前）ひとみ被告（３３）の判決公判が３０日、東京地裁で開かれ、
懲役２年、執行猶予５年（求刑懲役２年）の有罪判決が言い渡された。初公判翌日の“スピード判決”も、執行猶予期間は最長の５年。
裁判官から「再び過ちを犯さないように」と諭された吉澤被告は小さくうなずいた。

逮捕から８５日。飲酒運転、信号無視、ひき逃げという前代未聞の事件を起こした元アイドルに法の裁きが下された。

「主文。被告人を懲役２年に処する。この裁判が確定した日から５年間、その刑の執行を猶予する」

前日２９日の初公判と同じグレーのスーツ姿で出廷した吉澤被告。傍聴席にいる夫に見守られる中、証言台の前で有罪判決を受けた。

判決理由で佐藤卓生裁判官は「被告の呼気からは、他の酒気帯び運転の事案と比べても高濃度のアルコールが検出され、
被害者の傷害の結果も顔面に傷痕が残るなど軽くない。刑事責任は相当重い」と断罪した。

その上で被害者と示談が成立していることや被告の反省状況を踏まえて実刑は回避したが、「さらに反省を深める時間が必要。
執行猶予の期間は通常よりも長く５年間とすることが相当」として、執行猶予期間を最長の５年にしたと説明。
一般的には懲役刑の２倍の期間とされているだけに、事故の重大さが顕著に現れた量刑となった。

裁判官の言葉をうつむいたまま聞いていた吉澤被告は、うなずいた。

閉廷直前、裁判官から「５年の間は過ちを起こさない自覚をもってもらいたいし、
二度と裁判に関わることのないように生活をしてください」と諭されると、吉澤被告は消え入りそうな声で「はい」と返答。裁判官に一礼し、法廷を後にした。

今後は反省の日々を送る。初公判では車に乗らないことは誓ったが、事故の根幹であるアルコールはまだ断っていない。
裁判は結審翌日の“スピード判決”となったが、たとえ芸能界を引退して主婦となっても、信頼を取り戻すのには長い時間がかかりそうだ。

http://news.livedoor.com/article/detail/15674522/
2018年12月1日 5時9分サンケイスポーツ

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