【日経平均】東証10時　高値圏でもみ合い、２万2160円前後で推移　円が下げ渋る　イタリアへの警戒やや緩和［05/31］

しじみ ★

31日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はこの日の高値圏でもみ合っている。
前日比140円ほど高い２万2160円前後で推移している。
イタリア政局への警戒感がやや和らぎ、寄り付き直後から上げた。
ただ先行きはなお不透明と見る投資家が多い。
外国為替市場で円相場が対ドル、対ユーロとも下げ渋っていることもあり、
積極的な買いが手控えられ伸び悩んでいる。

　東洋証券の大塚竜太ストラテジストは
「イタリアの政局不安への懸念は一服感が出ただけで払拭されたわけではない。
前日に先物を売った短期志向の海外投資家は、全てを買い戻すには至っていない」と指摘する。
現時点の円相場は１ユーロ＝126円70銭前後と、朝方から小動きとなっている。

　経済産業省が発表した４月の鉱工業生産指数速報値で、在庫指数は全体では前月比0.4％低下した。
ただ業種別にみると電子部品・デバイス工業は3.2％上昇したことで、関連業種の上値を重くしている。
京セラが下落している。

　10時現在の東証１部の売買代金は概算で7300億円、売買高は４億5480万株だった。

　年初来高値を付けた資生堂が上げ幅を拡大。塩野義や武田などの医薬品株も高い。
一方、ＪＦＥが下げ幅を拡大している。ＫＤＤＩやユニファミマも安い

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS12_R30C18A5000000/

【日経平均】東証10時 高値圏でもみ合い、２万2160円前後で推移 円が下げ渋る イタリアへの警戒やや緩和［05/31］

【日経平均】東証10時　高値圏でもみ合い、２万2160円前後で推移　円が下げ渋る　イタリアへの警戒やや緩和［05/31］